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飛行機は便利だけど・・・

飛行機が苦手。

一生、日本から出ないつもりだったくらいに、飛行機が怖い。

エレベーターとかも、あんまり・・・
外が見えるタイプとかヤダ。怖い。
早く目的階に着いてくれ~って思いながら乗る。

夏にドイツに行ったとき、2回目の海外なのに、一人で手配して
かなり心細い思いで、飛行機に乗った。

今回の飛行機は、スイス航空。チューリッヒ空港で乗り換え。
機内食はおいしかった。ビデオは日本語はなかったので、寝たりゲームしたり、
外のカメラを見たり、ドイツの本を見て過ごした。
ドイツ上空を飛んでるときはここで降ろしてくれんかな~、などと思いながら。
私が行ったキールはドイツの北に位置していている。スイスのチューリッヒ空港は、
ドイツを縦断して南下していくので、目的地から遠ざかっていくことになったのだ。

チューリッヒ空港は、特に何もなく、外人がリュックを頭に昼寝をしているくらい、
まったりとした雰囲気。乗り換えは、4時間の待ち時間があった。
最初はうろついていたが、一人で怖いし、乗り遅れたらヤダから
時間よりかなり先に、指定の搭乗口に向う。
見事に誰もいない。。。掃除のおじさんがいるくらい。

だんだん人が増えて、いよいよ搭乗。
チケットを差し出すと、それじゃなくて、緑のやつは?と聞かれあせる(汗汗汗汗涙涙)
緑?緑のチケット? 手に持ってたバッグにチケット類を入れてたのに、
リュックを下ろしそうになったり、パニックに陥るが、無事に通過。

そして、一難去って、また一難。
登場口にいた人数からして、そんなに大きい飛行機ではないと予想していたが
左ハンドルのバスで揺られ、おー外国だよ、なんて思いながら連れてかれた
飛行機はやはり小さかった・・・・

通路をはさんで、左に1席、右に2席。
え?マイクロバス?ってなくらいの機内。
救命胴衣の説明もなかった・・・・ これは事故ったら諦めろってことですか・・・
ま、ドイツ語で説明されてもわからんかったろうけど。

そして、恐怖のフライトが。。。。。。(涙)
たぶん、揺れないほうだったんだと思う。でも、でも、怖かったよー。
着陸時にバランスをとって揺れる翼を見て、死ぬかも・・・・と思った。
あんなに死を身近に感じたことはない。本当にダメかと思った。
遠くに見えるハンブルグの街の灯りを見て、これがドイツかよく見ておかなきゃと。
私の心配は杞憂に終わり、無事着陸。私の後ろの子供が拍手していたが
私も拍手喝采を送りたいくらいだった!ブラボー!!機長!!
でも、怖くて、降りてからも手の震えは止まらなかった。

友達に泣きついたら、友達はプロペラ機に乗ったことがあるとのこと・・・・
恐るべしヨーロッパ。国をまたいでても、日本の国内線なみに近いから
小型機が多いのね。でもプロペラはもっとヤダよ~。
by kyo_7729 | 2004-12-19 23:14 | ドイツへ行こう


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