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ドイツ放浪日記 3

バートゴーデスベルクの駅は小さい駅だった。 それでも入り口が2つあり、どっちから出ればいいのかわからない。 階段なしで出れる方に歩いていってみる。 あたりはもう完全に暗い。 怖い。 たぶん小さくで平和な街なんだろうけど、行っちゃいけない危険な場所がないとも限らないし、駅周辺で若者がたむろってたりするのは、ドイツも一緒だろう。 早くホテルに着きたいよ~!!

駅を出た通りの名前がわかれば、どっちに出たかわかるのに、暗くてよくわからない・・・ 通りを見渡していると、すぐ近くにホテルがあることに気が付いた。 あ! このホテルは私が候補にあげてたホテルに違いないぞ。 場所も駅のすぐそばだったし。 ということは私が予約したホテルは逆側だ! またしても下調べが身を助けてくれた。

通りの名前を確認しながら、スーツケースをごろごろごろごろ。 変な人に後つけられてたらイヤだな、スーツケース持ってるから一目で旅行者って分かるじゃんよ~、暗いし怖いよ~。 ごろごろごろ。 おびえながらも特になにごともなくホテル発見! ようやく着いた・・・ 受付で名前を言って、鍵をもらい部屋へ。 小さいホテルだったが、嬉しいことにエレベーターが着いてたので、重いスーツケースを自分で運ばなくてよくて良かった~。

部屋は212号室。 ドイツは1階にあたる階を別の固有名詞で呼び、2階にあたる階を1階、3階にあたる階を2階と数えるため、私の部屋は3階。 日本にいると混乱する数え方だけど、ドイツではエレベーターの2のボタンを押せば3階につくので問題なし。 階段で上ってくる時は注意が必要だけど、部屋番号見ればすぐわかるしね。
エレベーターのつくりも変わっていた。 ボタンを押してエレベーターを呼び、到着したら手前(廊下側)のドアは自分で開けるようになっていた。 エレベーター側のドアは自動でスライドして開く。 おもしろーい。 部屋番号を見つけて、ようやく落ち着ける、と思ったら鍵の開け方がわからない(涙) 試行錯誤の末、諦めてフロントに助けを求める。 「ドアが開かない。 わからない」と訴えると、あけ方を説明してくる。 説明してくれるように、やったんだけどなぁ。 そうしたけど開かなかった、と言いのに、その言葉が出てこずジェスチャーで試みるもわけがわからない・・・ もういいや、もっかい頑張ろうと引き上げようとすると、フロントのお姉さんが一緒に来てくれると言ってくれた。 あーりーがーとーおー!! 壊れてんじゃないの?と思ってたら、お姉さんがやったら開いて、なんで?と思いながらもお礼を言って部屋に入る。 あー、疲れた。 時刻は夜8時。 日本は朝の4時だ。 はー、やれやれ。 長い一日だった。
by kyo_7729 | 2006-03-03 20:56 | ドイツ留学中


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